昼に夜のコースでお願いしました。
できるだけ地物で構成してくれたのがありがたく、福井に来た甲斐を感じました。蟹や鰤など大物の王様食材がある時期ではないですが、こういう季節は逆に本領を発揮されているので好きです。赤雲丹のはしりを頂けたのも良かった。
(つまみ)
・マコガレイ 福井
昨日締めたマコガレイを肝醤油で。絶妙な厚みで、水分量と食感もパーフェクトで歯が喜ぶ美味しさでした。
・赤雲丹 若狭
福井のお宝食材の一つと言えば赤雲丹。出始めの数少ない希少な赤雲丹を準備してくれました。これから夏に向かってどんどん甘さを増してゆきます。
・サクラマス 福井
・甘海老 三国
三国は甘海老も印象的な食材で、やはりどっしりしており甘く美味でした。子と海老味噌を添えて。
・鳥貝
・真フグ 白子 茶碗蒸し
(にぎり)※できるだけすぐ食べたいので、にぎりの写真は一部です。
・鯛
・金目鯛 昆布締め
・細魚 能登
・マグロ 銚子 延縄
・鯵 福井 今朝どれ
新鮮だからこその筋肉のピッと張った感じ。跳ね返す弾力が美味でした。
・剣先イカ 今朝どれ
・サクラマス 腹
おつまみで出てきた背の部分よりも脂を蓄えていて、口の中でシャリと溶け合います。
・鰹
・しめ鯖
・漬け甘海老
ねっとり食感も出ていて、甘味ととろみが混じり合う。
・鉄火巻き
マグロとシャリを受け止める海苔もやたらに美味しかったのですが、なんでも修行先で使われているものを、十兵衛さんにも送ってもらっているそうです。アオサを混ぜることで風味が増し、口の中で鮮やかな風味がパンと広がります。
・玉
玉はエアリーで軽く、甘海老のすり身入りで甲殻類の風味が広がります。
・抹茶ブランマンジェ
昼は最後にデザートが出ます。濃厚で苦味を効かせた大人な抹茶ソースをかけたブランマンジェで、ふんわりココナッツが香ります。