MAKINONCÎ

マキノンチ

HOKURIKU TOP100 RESTAURANTS
枠に囚われない自由なスタイルでも美味しさでインパクトを残す

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金沢を代表するレストランのひとつで、ミシュランガイドでは2ツ星を獲得。
オーナーシェフは牧野浩和さんは、銀座の「マノアール・ダスティン」さんなどを経て、ブルゴーニュで修行し、金沢に「フランス料理makino」を開業されたのは2007年のこと。同店「MAKINONCÎ」として山の上町に移転オープンしたのは2020年7月で、翌年にはミシュランガイドで2ツ星を獲得しました。

・「ミシュランガイド北陸2021 特別版」2ツ星獲得(2021年5月19日発表)

「フランス料理Makino」から“フランス料理”を外して「MAKINONCÎ」となり、枠にとらわれないスタイルとなりましたが、美味しさでしっかりとインパクトを残してくるのは高い実力あってこそだと思います。牧野シェフの料理は、繊細さにどこか大胆な発想も兼ね備えていて好きです。食材のポテンシャルを活かし、新しいアプローチで構築してあるので発見もあり、さらに着地に必ず美味しいがあって舌の記憶にも残る。さすがです。
食材は地元金沢・能登・石川県の珠玉食材をメインに使用。生産者さん、鮎名人、漁師さん、猟師さんとも密接で、シェフ自らも釣りに出かける思い入れの強さです。それらを料理にして振る舞ってくれる、牧野シェフの家、マキンノチです。

場所は中心部を離れて郊外で、山の上(住所)の坂を登る途中で、やや高台にあって、窓の外には金沢の街並みが一望できます。

一軒家のリノベーションで、ダイニングはコの字のテーブルが鎮座しており、どの席からも厨房で薪を操る牧野シェフが見える配置です。

料理は一斉スタートで、メニューはアイコンで表されていて想像しながら食べるのも楽しみ。最初から最後まで、こだわりの詰まった素晴らしい料理の数々でした。