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HOKURIKU TOP100 RESTAURANTS
金沢の地物食材で奏でる注目イタリアン

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2023年4月3日に金沢片町エリア、せせらぎ通りの一角にグランドオープンしたイタリア料理店。
場所は、北國新聞社ビルの裏手、アシルワードの2軒隣、元「洋食屋RYO」さんがあった場所、と言ったら地元では分かる人が多いはずです。

オーナーシェフは蓮見慎吾さん。

サービスを務めるのは常田拓冶(たくや)さんで、お二人とも金沢のイタリアン「カンパーニュグループ」のオステリア出身。同グループの堀社長のお父様が腕を振るっていた洋食RYOの跡地に出店していることから、信頼関係の深さが読み取れます。

店名はイタリア語で“蓮”の意で、蓮の葉の深緑色を基調にしたシックな空間デザインで、エレガントで大人の落ち着きを感じる非日常空間に仕上がっていました。奥に広い造りで、ワイングラスを傾ける姿が似合う長いカウンターは、カッコよくて痺れます。オープンキッチンのライブ感もワクワクする。
書道アーティスト土居佑治さんが描く、蓮をテーマにした作品も存在感を放っています。

蓮見シェフの料理は、実力の高さにセンスが光っており、“意外性と調和”を置き、食材力を立ててある。それがこのオープンカウンターでより一層強調されていました。
蓮をコンセプトに置いているので、加賀れんこんの季節から蓮根料理にも期待。どこにもない蓮根のスペシャリテなどあったらストーリー性完璧だし唯一無二ですね。

常田氏の明るく優しいサービスも、さすがカンパーニュグループ出身と言えます。
オープン日の翌日に突然伺いましたが、すでに料理やワインの解説やオペレーションも完璧で、頼れるお店だなと思いました。

このお二人の阿吽の呼吸が素晴らしく、任せられる安心感があるというのも特筆したいポイント。ほんと、心地良いひとときが過ごせます。