訪問日

2022

03/26

「こいで」春:獅子エビ大、ホタルイカ、サクラマス

カニの時期が終わり、山菜まではまだ少し早い端境期にあたるので、何が出てくるのかなぁと思いましたが、予想以上で圧倒されました。
今回は4人で訪問だったのですが、やはり4名以上の訪問が良いですね。前回は2名で、その時とは違ってしっかポーション出せるので、凄みが違っていました。
今回特に印象的だったのは、獅子エビの規格外サイズ(大将的にはまだ大きいのがいるらしいですが)。

●バフンウニ 赤 極
こいでさんらしさを感じる序章。煮詰めたソースのように濃厚で甘いバフンウニ赤の極はインパクトあり。山葵との相性良し。

●獅子エビ・ボタンエビ・ガスエビ 食べ比べ、サクラマスなど
獅子エビは幻と言えるレア食材。殻が固くて見た目がイカツイですが、味は繊細で品があるギャップ萌えのエビです。珠洲産のものを活で準備してくれました。ダースベーダーみたいなのがいっぱいいる!これはすごい。しかも前回よりも2回りほど大きくて食べ応えあり。

捌いてもまだ身が動いており、筋肉のハリと弾力がしっかり感じられました。
ボタンエビも手のひらからはみ出すサイズ。


インパクトあるこいでさんの海老食べ比べとお造り盛り合わせ。4人前はやはり迫力が出ます。

●ホタルイカ
活で準備してくれたホタルイカはまだ元気で、青白く発光していました。

これを手早く釜揚げに。熱々の温度と繊細な美味しさ。

●あん肝
常連のお客さんには“痛風タワー”と呼ばれているあん肝。やはり4人前だと高さが出てタワー感アップ。
絶妙な火入れでしっとりムースのような食感で軽い。

●メジマグロたたき、手巻き
メジマグロのたたきをご飯と海苔に乗せて、漁師飯風の手巻きにして。

●能登ふぐ トラフグ7キロ
ゴツい骨がその個体の大きさを想像させます。
大きいふぐなので、筋肉も大きくて身離れも良く、フライドチキンのようにかぶりつきで食べられます。旨味を蓄えたジュが滴り、軽く塗ったお醤油と一味と相まって美味しいのなんのって。骨まわりの身のプリっとしたうまさよ。夢中で食べました。

●ニワトコ、フキノトウ、ホタルイカ 天麩羅
出始めの山菜を少し。春の苦味が良いですね。
ホタルイカは、アッツアツの肝が口の中でピュッと飛び出して、濃厚なソースのような役割を果たす。美味。

●白子 天麩羅
7キロとらふぐの白子。塩だけでグン引き立つミルキーな美味しさ。

●トマト

●黄金アジ
中はレアに仕上げて口溶け良くふわとろで、とても旨味が濃い。

●加賀れんこん 蓮蒸し
加賀れんこんの蓮蒸しです。加賀れんこんの滋味に出汁あんが絡み美味。今回は、能登の原木しいたけに、春のアスパラガスと空豆が加わっていました。
ここまででかなりお腹いっぱいでしたが、箸が止まらなかった。

●サクラマス
規格外サイズのメタボなサクラマスを塩焼きで。断面を見ると厚みがすごいのですが、食べ応えもかなりのものでした。
脂がすごく乗っていて焼くと滲み出しひたひた状態で、自らの脂で皮目がパリパリに焼きあがります。

●メヌケ煮付け
でっかいメヌケはお頭部分を煮付けで。サクラマスで度肝を抜かれたのに、さらにトドメで目眩がしそうでした。

●マンゴー 宮崎

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