訪問日

2019

04/23

「湯宿さか本」春

●そば
この日の夕食はおそばから始まりました。ゆっくり湯に浸かってポカポカした体に涼をくれます。喉を滑って行くムチっとしたそばが気持ちの良いこと。

●コシアブラ天ぷら
天ぷらだけど鮮度の良さが伝わってくる、本当においしいコシアブラ。厳しい冬に耐えた春の味。

●湯葉
大豆の豊かな風味とそこはかとない甘さが広がる。

●アラのアラ汁
山椒の姿が見当たらないのに山椒の風味が鮮烈に感じられます。

●アラ刺身

●タケノコ
味付けは本当に淡く、タケノコの素材を最大限生かしてあり美味。

●カニとタラの芽のグラタン
カニのグラタンにタラの芽の苦味が心地よいアクセントに。

●お煮しめ
こんな完成されたお煮しめ、なかなか作れるものではないなぁ。心に残る一品。各素材それぞれに合わせた調理をされていて、味の染み方、食感、色に到るまで端正の極み。手間をかけるという調味料。

●焼きおにぎり
熱々の焼きたてで、手のひらから伝わる温度がまずおいしい。半分に割ると湯気がふんわりと立ち上り、ごま油と出汁の風味が鼻腔をこそがす。おいしい。

●柿
水菓子は柿を凍らせたもの。凍らせただけなのに柿の糖度で十分な甘さ。シャーベット状になっていました。

もう一度湯に浸かり、妙に寝心地の良いお布団でぐっすり。

 

【朝食】
私はいつも就寝時間と起床時間が遅いのだけど、なぜか起きられる自信があってアラームはかけなかった。思った通り、鶏の声と朝日に起こされた朝。朝食は手作りの揚げたてがんもどきから。玄米と小豆のご飯に味噌汁、まだ温かい温泉卵にキンカラバチメ。あぁ、なんて良い朝なんだろう。心に刻む。

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