(品数が多いので一部を紹介しています。順不同に載せています。)
●マグロとインゲン豆の手巻き
冒頭にマグロ手巻きが出てきてインパクトあります。インゲンの青い風味をアクセントに。
●粉若芽、マハタ、トマト
洋のニュアンスに福井らしさを乗せる、こういう味の組み立てが海月らしい。
●蒸しアワビ 越前町600g
かなりのサイズ感で驚きがありました。夏の王様食材もコースに織り込んである。
●ヒラソウダ鰹 藁焼き、新玉ねぎ醤油、地がらし
新玉ねぎはペースト状にしてあり、ソースのように添えて。
●とうもろこし味噌、ブロッコリーあさづけ
パーンと弾けるような夏の太陽の味を、同調する白味噌の甘さに重ね、和に持っていく。ブロッコリーの浅漬けをディップしながら。
●能登牡蠣、ディル
ディルの可憐な風味を添えた、ひんやりした能登牡蠣の一品。
●桜鱒 九頭龍川 押寿司
●黒もずく 南越前
●のど黒ご飯、モロヘイヤ、雲丹
●梅貝
●鯵
●タコ 昆布出汁で軽くしゃぶしゃぶして
●カマトロ
●太巻き
予測不能なコース構成と斬新な味の組み立てで、「次は何かな?」と最後まで飽きさせずあっという間。個々バラバラのように見えて全体にまとまりもあり、食べ終えた後に心地良い余韻が広がる。唯一無二と言える、福井の珠玉食材の昇華のさせ方。引き付けられるすしです。