冒頭から釘付けになったのは立派な天然鰻で、串打ちから目の前でしてくれました。さらに今回は、海女さんがとってくる鮑や岩牡蠣などの夏食材もインパクトありました。
●石もずく 能登
能登の海女さんが手摘みした石もずくというもずく。細くてシャクシャクとした食感が美味。
●甘海老 新湊、このわたがけ
●岩牡蠣 氷見漁港
●鮑 珠洲
珠洲の海女さんがとってきた鮑を酒だけで3時間煮込んで。絹のような舌触りで、ふるふると優しい弾力があり美味。
煮込んだスープも出してくださいましたが、旨味が凝縮したスープにうっとりする美味しさでした。
●天然鰻
冒頭に富山と岐阜の県境でとれる天然うなぎが登場し、串打ちから見せてくれました。長さと幅、厚みに迫力があり、立派な個体であることは一目瞭然です。
備長炭で白焼きにし、自らの持つ脂で皮目がカリッと香ばしく仕上がっていました。塩で一層骨太な旨味が引き立ち、口の中に広がります。
●毛蟹 輪島、雲丹ソース、シャリ
木場谷さんで前回も出してくれた一皿。雲丹のソースはフレンチのソースのように甘くふくよかで、毛蟹を包み込みます。
●のど黒 氷見 炭火焼き
レアな火入れで口の中でとろける。
●浅利 内灘 赤出汁
内灘のアサリって地元でも最近はあまりお目にかかっていないように感じますが、このサイズ感のものが食べられるなんてスペシャルでした。
(にぎり)(※写真は一部です)
アラ 氷見、アカイカ 氷見、トロ 塩竈、鯵 氷見、黒ムツ 氷見、デブガツオ(マルソウダガツオ)氷見、車海老 甘草、富山エビ、
越中バイ、白海老入り玉
イカの三枚おろしが鮮やかで、カウンターのお客さんはみんな釘付けになります。