訪問日

2019

05/25

「SHÓKUDŌ YArn」フキノトウ天ぷら、nikujaga、稚鮎の南蛮漬け

(以下、2019年5月25日までの訪問にて。以前は写真掲載は数枚だけOKでしたが、現在は料理と店内の撮影共に不可になっています。なので、数種類のみご紹介します。)

今回の冒頭の料理は、プリンみたいものがコンビニの袋に入ってガサガサ登場。

これは“本日のつきだし”のフキノトウの天ぷら。え?どの辺がフキノトウの天ぷらかというと、、、なのですが、その前に袋に注目で、シールが「YARNSON」笑。ふふふ。

そして瓶に入った「YArngen-Dazs」アイスクリーム。さらにおなじみの木のスプーンは、青い紙袋を取ると、なんと「YArngen-Dazs」の焼印がされているではありませんか。もう、最初でハートを掴まれたワケです。味は、まさに冷たいフキノトウの天ぷら。天かすが入っているので、口の中で乾いた音がして天ぷらを食べている感覚で、そこにフキノトウの風味が立ち上がってきます。

椀物の出汁はサイフォン式で抽出。沸騰間近で液体が吸い上げられて出汁を抽出するのは目を引く実演。鰹節は枕崎の本枯れ節とさらに鮪節を合わせて。珠洲の天然塩にゲランドの塩、菊姫大吟醸。これを椀種・椀づま華やかな椀物の吸地に使います。

「Nokujaga」はYArnさんのスペシャリテとして有名。日本人なら誰でも味わったことがるあの家庭料理の進化系。ポップに遊ぶカラフルさですが、品種ごとの味わいの違いが楽しめて、消えるような口溶けにも注目。

特に味で記憶に残っているのは稚鮎の南蛮漬け。清流で元気よく泳いでいる瞬間を切り取ったかのような躍動感溢れる鮎。手取川の石にのせて。これがびっくり絶品。きめの細かい、繊細な食感で、口の中でビネガーが滴るほど含ませてあ理、香ばしさと共にじゅわっと柔らかい酸味がほとばしります。絶品。鮎塩焼き以外で出会った、鮎の究極のおいしさ。

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