海月が雲になる日

くらげがくもになるひ

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長町武家屋敷の不思議なアジア料理店。地元産ハーブと発酵調味料を使用したこだわりコース

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長町武家屋敷の一角にある不思議なタイ料理店。
元々は「くらげが雲になる日」という名前(“くらげ” がひらがな)で、夜タイヌードルのみを提供しているお店でしたが、現在はくらげが漢字の“海月”になり、現在は昼に予約で3部制(①11:00〜、②12:00〜、③13:00〜)で営業しています。

空間が広いのに少人数制なのはお一人で調理もサービスもされているからで、行き届く範囲で営業をされています。個人的には、少人数制のほうがこの素敵な雰囲気を壊さずに堪能できて良いと思います。
料理はタイ、ベトナムなど東南アジア料理がベースです。現地の味と伝統料理を再現しつつ、特にハーブ・野菜や調味料には地元産にこだわり、日本人の味覚に寄り添うような組み立てもしてあり、一品一品丁寧に作り込んでいます。
アジア料理の肝であるハーブや野菜は、富山で農薬・化学肥料不使用でお野菜やハーブを作ってる農家「PHAM farm(ファムファーム)」さん、中能登町の自然栽培・無農薬農家「あんがとう農園」さんから仕入れているため、見るからに生命力に溢れピンとしていて、口の中でもパッと鮮明な風味が印象的です。

ちなみに、とっても不思議な店名ですが、ラーメンどんぶりをひっくりかえした図をくらげに見立て、空に昇っていく様子をイメージし、ラーメンという料理を大衆的イメージとはまた違ったハイエンドな食べ物にしたかったという思いが込められています。同店は一見料亭さん風の佇まいですが、この外観でタイ料理店というギャップがまた魅力でもあります。

冬はこの辺りの長町武家屋敷では、雪から壁を守るために“薦掛け(こもがけ)”された様子が見られます。これもまた風情あり。
表門の最初の扉から数えて、4つの扉を開けたら店内。開けるたびドキドキしますでの、ぜひ実際に行って体感してください。隠れ家的かつ大人の好奇心をくすぐる造りになっています。


店内は、アジアンで和モダンな空間にアンティーク調の家具がマッチしていて不思議な居心地の良さ。以前からインテリアが変わって、また少しイメージが違っていました。海月さんの良さの一つはやはりこの非日常空間。何度来てもいいですね。

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