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ビストロ パザパ

HOKURIKU TOP100 RESTAURANTS
全国でも珍しいジョージア料理提供店として知る人ぞ知るお店に!

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金沢の中心部、柿木畠の一角に2018年11月9日オープンしたジョージア料理が食べられるビストロです。
オーナーシェフは前田洋昭さんで、在ジョージア日本大使館で料理経験もある方です。全国でも珍しいジョージア料理(グルジア料理)の提供店として今や知る人ぞ知るお店になりました。

ジョージア料理は、乳製品、クルミ、ニンニクの使用が多め。全体的に重厚な味わいですが、パセリやコリアンダーなどのハーブやスパイスを取り入れてあるので、爽やかな風味がアクセントになって食べ飽きがこない印象。辛さはありません。

郷土料理は、聞き慣れない珍しい料理名が並ぶのでいろいろ試したくなります。ヒンカリ、シュクメルリ、オジャクリ、ハチャプリなど、ジョージア料理の代表格にぜひチャレンジしてみてください。

夜は2人以上、3人か4人くらいのほうがいろいろシェアできて良いかなと思います。
ランチはプレートでも提供しています(数量限定)が、やはり夜が本領発揮と言えます。

●プハリ
胡桃のペーストにさまざまな野菜和えた料理で、野趣が効いていて好きです。

●牛肉のヒンカリ
ジョージアの郷土料理のひとつで、大きな水餃子のような料理。小籠包に似ていますが、サイズは2回りほど大きいです。また、小籠包は蒸してありますが、ヒンカリは茹でてあります。さらに、小籠包と同様に肉汁を余さず味わうべき料理なので、中のスープをこぼさないように慎重に。てっぺんの部分を指で掴んで食べるのが一般的だそうです(手を使ってOKな料理)。
しかしながら大きさがあるのでとっても熱そう(汗)なので、初心者の私は端をフォークでちょっと割ってスプーンで受けて頂きました。
たぷたぷと流れ出るスープ。肉汁の旨みに香辛料とハーブの風味が乗っていておいしい。

●シュクメルリ
シュクメルリは、ジョージア料理の代表格として日本では一番有名。牛丼チェーン「松屋」さんにて、“世界一にんにくをおいしく食べるための料理”として限定販売され反響を呼びました。そのため、「シュクメルリ」という料理名を知っている方が驚くほど多いのにびっくり。
鶏モモ肉を、ヨーグルトやサワークリームといった乳製品とニンニクで煮込んだ料理で、ニンニクの風味がしっかり効いているのですが、爽やかで乳の重厚さもあるという不思議な味わいです。

●オーストリ
牛肉とビーツのトマト煮込み。他のジョージア料理がチーズやクリームなどの乳製品を使用して重厚なのに比べて、一番あっさり頂ける料理です。私はこれが一番好きかも。

●オジャクリ
ジョージア料理の名物料理のひとつで、フレッシュのコリアンダーをのせた(混ぜた)ジャーマンポテトなのですが、ここではパセリとソースにしてポテトに絡むようにしてあります。豚肉のコンフィも入っています。おつまみに最適。

●ハチャプリ
円形の平べったい生地で、中にチーズが入っています。本場のハチャプリはもっと分厚くてチーズも種類が違うそうです。

●アジャルリ風ハチャプリ
卵黄が目玉のように乗った舟型のハチャプリです。アツアツでとろとろとろけるチーズと卵黄を混ぜ合わせて、ソースのように絡み合わせて食べます。これが最高。

●羊のチャホフビリ
チャホフビリは鶏肉や牛肉をスパイスとワイン、トマトで煮込んだ料理。
同店では、羊肉を使用しジョージアの白ワイン(ムツヴァネ)を使用してトマト煮込みにしてあります。

●羊肉のムツヴァディ
マリネした羊肉のグリルで、ワイルドな見た目にもそそられます。火入れが素晴らしくとっても柔らかい仕上がりです。

●ハルチョー
ジョージア料理のひとつ、牛肉とクルミのトマト煮込みです。ビーフシチューと異なるのは、クルミを入れるところですが、ほろほろほぐれた牛の煮込みにクルミの淡い野趣がいい感じにマッチしています。

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